隠岐島後新四国八十八箇所霊場の紹介

・一番〜四十八番         ・四十九番〜八十八番

島後新四国八十八ヶ所が出来たわけ(願満寺さん提供)

新四国八十八ヶ所は、本四国八十八ヶ所まいりに行く事が出来ない方の為に作られたもので
石佛の下には本四国八十八ヶ所の各札所の本堂の下の土を送ってもらって埋めてあり、
本四国八十八ヶ所の各札所へお参りした気持ちで、第一番の札所より
第八十八番の札所までお参へりされ、報恩謝徳の念にひたるのを常とするものなり、
弘法大師(お大師さま)が四国八十八ヶ所とされたは、我々人間は米を食べて生活をしているものなれば、
これにちなんで八十八に分けられたものなり、四国のことを米の浄土と云ふのもここから出たものと思われます。

第49番札所・五箇の大和地さんです。

   五箇村村誌から
    
    宗祖弘法大師に対し報恩謝徳の真を捧げるを目的として、新四国八十八箇所を設置するに至った。これは、
   昭和17年4月21日に宇野品市氏(屋号:大和地さん)が発起人となり当村内外の信者に呼びかけ寄進を仰ぎ完成を見るに至った。